価値のあるお金


[03]昭和64年硬貨の価値

昭和64年はたったの一週間しかありませんでした。

前にも書きましたが、硬貨の価値はその希少性で決まります。

ということは、昭和64年の硬貨はめちゃめちゃ価値があるということになりそうです。

でも、実際は、ほとんど付加価値はありません。

というのも、結構発行されているからです。


たとえば、貴重だといわれる平成13年と刻印された1円硬貨はわずか802万枚4千枚しか発行されていないのに対して、昭和64年と刻印された1円硬貨は1億1610万枚発行されています。

昭和64年と刻印された5円硬貨は6733万2千枚(平成12年の5円硬貨は903万枚)、10円硬貨は7469万2千枚(昭和61年の10円硬貨は6896万枚)、500円硬貨は1604万2千枚(昭和62年は277万5千枚)、発行されています。

100円硬貨と50円硬貨は発行されていません。

どうしてそこそこの数存在するかというと、これらは昭和64年の1週間限定で製造されたものではないからです。

つまり、デザインの変更に時間が要する為、平成元年となった後も暫定的に昭和64年の刻印で製造が継続され、2月から3月にかけて順次、平成元年の刻印に切り替えられたからです。


ただ500円硬貨だけはすこし付加価値があり、未使用で1500円、美品で800円、並品で600円ぐらいです。


(造幣局HP、『日本貨幣カタログ2008』参照)
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