クロノ×フェイト


[02]Make me princess!:Round1

フェイトが着ているシンプルなデザインのパジャマの上着についているボタンを丁寧に一つずつ外していく。
「すごい…どきどきする」
「確かにすごくえっちな状況だしな」
「…それに、今から、するんだもんね」
ボタンを外しきった上着を脱がせてベッドから下ろす。
「くろののは、わたしが脱がしてあげるね?」
フェイトがそう宣言して一枚一枚僕のパジャマを脱がしていく。

二人して丸裸になったところで、軽くフェイトを押し倒す。
「ひぁんっ」
嬉しそうな声をあげて、ベッドに沈む。
「フェイト、好きだぞ」
「わたしも、大好き」
裸のままで抱き合って、フェイトの柔らかな肌の感覚を楽しむ。
「くろのの、かちかちだね?」
「…はやくフェイトと一つになりたいんだよ」
「わたしもはやくしたい…きょうは、大丈夫な日だから、なまでも、いいよ?」
「…ん。じゃあさっそく」

「…これなら、いきなりでも、大丈夫かな?」
優しく蕾に触れると、そこはもうびしょびしょになっていた。
「…さては」
「うん…さっきまでずっと一人でしてたの」
「やれやれ。フェイト、次からは、したくなったらすぐ来てくれて構わない」
「いいの?」
「恋人、だからね」
正面からゆっくりと深く体を繋げる。
繋がるのにほとんど抵抗はなく、心地の良い締め付けが、一つになった快感を生み出させる。
「くろの…」
「フェイト、きもちいいよ」
「わたしも、きもちいい」
唇を奪って、舌で激しく口の中を蹂躙する。
"くろの…だいすき…"
お返しとばかりにフェイトの舌が入れた舌に絡みついて、互いに唾液を夢中で貪る。
"…とろけそう"
「んんっ…んん、んん…」
時々、喉の奥へ手に入れた唾液を飲み込み、少しだけ口を離して息継ぎをする。
"わたしたち…ひとつにとけてるみたい"
両腕できつく抱き合って、隙間なく肌を重ねると境界が曖昧になってくるような気がする。
"くろの…なにかいってよ"
"ごめん。フェイトの体が気持ちよくて、夢中になってた"
"えへへ…それならいいよ。…もう、わたしのからだはくろののものだよ。くろのがいないと、わたし、だめになっちゃう"
視線を重ねると快楽の渦の中で涙に満ちた紅の瞳が淫らな感情を剥き出しにしてこちらを見つめていた。
"たくさん気持ちよくしてあげるよ"
"うん、いっぱい、いかせて?"
背中に回した手の届く範囲で、フェイトの感じる場所を撫で回す。
さらに、口もあそこも思いっきりかき回すと、ぴくり、ぴくり、とフェイトの体が痙攣したかのように微かに振動する。
"くろの…いいよっ…わたし…いっちゃう…"
自分がいかないように気をつけながら、体全体での愛撫を続ける。
"くろのぉっ…"
抱きしめられる強さとあそこを締め付ける強さが強くなり、そのままフェイトの動きが止まる。
"いっちゃった…"
余韻を楽しませるように、ゆっくりと愛撫を続ける。
"しあわせ…"
首もとに頬摺りをしてあげると、フェイトも頬摺りを返してくれる。
"好きだよ"
"うん。わたしもくろの、だいすき"

しばらくして愛撫を止め、包まれているような混ざりあっているような感覚を味わっていると、フェイトの腰が動き出した。
"こんどは、いっしょね"
"あぁ"
二人の腰が不規則に繋がったり離れたりを繰り返す。
タイミングが合うとフェイトが快楽に満ちた鳴き声をあげる。
それを聞く度にクロノの腰が素早く動いて次の悲鳴を引きだそうとする。
「あんっ…いいよっ…くろのっ…あいしてるっ…」
二人の結合部から出た湿った音が二人の耳に響く。
「フェイト…フェイトっ!」
「いく…いくっ!」
「でる…でるぞっ!」
「だして…いっぱいだしてっ!」
びゅくり。
堰を切ったようにたくさんの白濁がフェイトの胎内に注ぎ込まれる。
「くろの…くろのっ」
「フェイトっ!」

「こんなにいっぱい…今日、大丈夫な日なはずなのに、赤ちゃんできちゃいそう…」
お腹をさすりながらフェイトが感慨深げに呟く。
「そしたら、結婚して産休とらなきゃな」
フェイトと繋がったままのクロノが、優しく頭を撫でる。
「くろの…いいの?」
「倫理がどうこうとは言われるが、僕だってフェイトとの子供は欲しいって思っているよ」
「くろの…ありがと」
びくり。
「…くろの?」
「もうちょっと出そう」
びくり。
「…もう」
「…あはは。しかしフェイト、本当に今日は大丈夫なのか?」
「うん。…ちゃんとお薬も飲んだし」
「計画的犯行だったのか」
「えへへ…でも、眠れなかったのは本当だよ?…くろのとえっちするの、考えただけで、濡れてきちゃうから」
「えっちだなぁ…」
「くろののせいだもん。…せきにんもとってくれるっていったし」
「しょうがないなぁ…」
軽くキスをして、呆れたように囁く。
「おたがいにだいすきなんだからしょうがないもん、ね?」
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